CSPPをもっと知る > 学生・修了生からのメッセージ > 50歳を過ぎてからの入学 > 北 昭子さん
仕事や人生をリセットするため
長年抱えてきた生きづらさの悩みを学ぶことで解消。心理士として働く今が一番幸せ。
北 昭子さん(3期生)
北 昭子さん(3期生)
なぜこの学校を選んだのか?
長年うまく生きられないことに苦しんでいたのですが、40代後半から同世代が何を考えているのかに興味を持ち、心理系セミナーに参加し始めました。そこでCSPPの斎藤学名誉教授と出会い、彼のワークショップで気が楽に。でも定年後にまた悪化。その後久しぶりに斎藤先生のセミナーに参加し、近況を話したら受験を勧められたんです。無理だと思ったのですが、思い切って受験。心理学を学ぶことで自分が抱えてきた「なぜ自己を否定して生きてきたのか」その答えがわかるのではと期待しました。
実際に入学してみてどう感じたか?
最初はとにかく不安でした。毎週の課題も難しく、追いつめられた気分になることも度々。でも先生方の親身な支えと、同級生の存在がありがたく、月1度のスクーリングで「お互いよくがんばったね」とおしゃべりすることが心の支えでした。先生方が上下関係でなく対等な目線で対応して下さるのは、新鮮な経験でした。学びとセラピーが同時進行していました。
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私のオススメ科目
教育セラピー 学生がクライエントになり30時間のセラピーを受けることが必修。セラピストに自分の心の有り様や悩みを話し、辛くても自分と向き合うことの大切さを実感して、少しずつありのままの自分でいいと思えるように。
臨床実習 約320時間の臨床実習がありますが、やはり実際のケースに接する体験ができるのは貴重です。実習中は毎週スカイプによるスーパービジョンを受け、多くを学び助けられました。
修士論文 論文は興味あるテーマを選び関連する文献を読んでまとめるのですが、とても難しく、実は途中で一度あきらめました。でも先生や友人の励ましで1年半遅れで完成。それは学びの総仕上げとなり深い癒しにもなりました。
お金のやりくり法
定年まで働いてきた貯金や退職金を授業料にあてました。それまでの自分へのご褒美という気持ちがあります。私がよい妻をやめたら夫婦関係が変わり、夫はとても協力的になりました。
進学を決めるまでの道のり
幼少時代 6人兄妹の末っ子として生まれました。母と祖父の折り合いが悪く、家の中で怒鳴りあいが多く、物心ついた時から自分を守ってくれる人はいない、と感じていました。
中高時代 高校受験に失敗。決定的に自信喪失し、劣等感のかたまりになりました。すべりどめで入った高校はまったく楽しくなく、自律神経失調症になったことも。
23歳 地元の女子大家政学部を卒業後総合病院に就職しましたが1年で退職。親の説得に従い、見合い結婚。自分を見失って生きる意味もわからない日々でした。
28歳 結婚生活の3年間はつらく、別の生き方をしようと親に逆らって離婚。実家に戻り、32歳で医科大学の研究センターに技術職で就職。42歳で再婚しました。
40代後半 人の顔色を見たり、完璧主義で自分を攻めたり、という生き方に疲れ果て、他の女性の生き方を知りたくて様々な会に行くようになりました。
59歳 斎藤先生のワークショップで「ジェノグラム」を使って自分の生い立ちを語る体験を。話している間自分が惨めで泣いていました。でも先生に「豊かな人生でしたね」と言われて驚き、同時に嬉しい気持ちにもなりました。
60歳 定年を迎えたことと、子どもがいなかったこともあり、自分が何のために生きているのか目的を失い、うつ状態に。家の中にひきこもっていました。
64歳 少し元気になり、久しぶりに斎藤先生のセミナーに出席。先生からCSPPへの入学を勧められました。最初は無理だと思ったのですが、そのことが頭から離れず思い切って受験し合格しました!
68歳 同期の最年長で、勉強も不安でしたが、先生や友人の励ましで修了できました。修士論文は途中でつまりながらも無事完成。自分が悩んで生きてきたことへの答えも得られました。
69歳 ずっと自信が持てなかった私ですが、この年齢と悩んできた経験が強みになるのか、意外にも心理士としてクライエントにもてるんです(笑)。開業も準備中で、今が一番幸せです。
(2010年「大学&大学院.net」㈱リクルート)
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