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看護師と心理士の協力体制を作りたい 日本の医療現場で心理臨床家の活躍場所を広げたいと米国の最新情報を学ぶ。セラピーで自分を深く理解できたことも今後の人生に活かせると思う。
鞆総 淳子さん(3期生)
鞆総 淳子さん(3期生)

大学病院の救急救命センターの看護師として勤務する中、現場における患者と家族の心理的なケアの遅れを感じていた。30歳でPTSDの研究のためアメリカの病院に留学。現地の救命現場で看護師と心理士が同じフィールドで活動するのを見て、日本にもそのシステムを構築したいと決意。39歳で心理学の先進国アメリカの最新情報を学べる本学に入学する。修了後は、救急救命センターで働きながら臨床心理士の資格取得を目指す。
入学の動機/救命現場に心理臨床家の活躍場所を作りたい
長年、救命の現場で精神疾患や自殺未遂などの患者さんがリピーターとなるケースを多く経験し、日本の救命現場での心理的ケアの遅れを感じていました。看護師と心理士の仕事は違うので、深く介入できないのがもどかしく…。協働の先進国アメリカのように看護師と心理士が同じフィールドで活動できるシステムを構築したいと大学院への入学を考えました。
本学の選択理由は、病院の精神科医の勧めと、米国の最先端の情報を臨床現場から学べること、本学が焦点をあてる「家族と子ども」が私に最適でした。
学校の魅力/米国の最新情報が得られ熱い討論で深く学ぶ
ネット上の討論も活発ですが、特に月1回、週末に行う対面授業が熱くて。グループワークが中心ですが、全国から様々な学生が集まり集中して学べます。3年次に320時間という長い期間、民間のクリニックで臨床心理実習を行えるのもありがたいですが、特筆すべきは必須のセラピー。自分で最低30時間のセラピーを受け、自己を把握したり実習中のジレンマを相談できます。私はそこで深く自分を理解でき、目からウロコが落ちました。自分では仕事に気力体力の100%を傾けていると思っていたのですが、公私が半々だと気づいて気持ちが変わり、余計な力をぬいて仕事ができています。
仕事の仕方にも変化が出てきました。たとえば、精神疾患の場合、家族の関わり方が症状に影響することを学び、最近は患者さんだけでなく、ご家族の話も丁寧に聞くようになりました。
教えて!先輩Q&A
  • オンライン講座と月1回の対面授業の様子は?
  • 内容がすごく濃いですね。各地の学生が集まる対面授業も密度が濃く、そこで仲良くなった同級生や教授と、日々ネットで熱く意見を交わせます。仕事が忙しいので、マイペースでオンライン講座を受講でき、討論に参加できるシステムは非常に助かりました。
  • アメリカの伝統ある臨床心理大学院の魅力は?
  • 先端的な知識と情報を学べて日本に応用できること。オンライン講座でアメリカの先生の講義を受けられ、夏期集中講義でも教授が日本に来て、通訳つきで講義してくださいます。日本にあてはめたアドバイスを交えてくださるので、非常に実践的でためになります。
ケイ線
鞆総 淳子さん(3期生)
PTSDtのとらえ方をはじめ臨床心理の世界は日進月歩。アメリカの大学図書館の情報を利用できるので、最新情報がどんどん入ってくるという。「修了前には、サンフランシスコ・キャンパスで授業があります。現地のクリニックや裁判所、DVシェルターなどコミュニティーサービスを訪れて実態を視察。人脈もできます」
(2010年度版「社会人&学生のための大学・大学院選び」㈱リクルート)
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