CSPPをもっと知る > 学生・修了生からのメッセージ > 心理分野以外からの入学 > 酒井 克也さん
専門性を高めるため 気持ちの面でつまずいていた塾の生徒たちを、心理的に支援したいと思ったのが発端です。
酒井 克也さん(5期生)
酒井 克也さん(5期生)

少し複雑な生い立ちを経験し、10代の頃から心理学に興味を抱く。塾で向き合っているこどもたちの心の健康が気になり、2006年9月にCSPPに入学。現在、同大学院3年。
なぜこの学校を選んだのですか
CSPPに惹かれたのは、まず講師陣が米国で経験を積んだ臨床家であること、そして単なる米国の理論の直輸入ではなく、日本の文化や症例に応用した教育をしてくれるという点で非常に期待できました。何より素晴らしいと感じたのは、そのカリキュラムです。学生自身が30時間の学外カウンセリングを経て、320時間の臨床実習を経験。その後、各自が実習先で経験した内容をもとに「ケーススタディ演習」を行うという3段階で、相当鍛えられると確信しました。
実際に入学してみてどうでしたか
ここでの勉強はすべて心に根づき、体に染み渡る"体感型"の学習であることを実感しています。自分のために受けるカウンセリングや、ロールプレイなどの体験実習、臨床実習などはもちろん、オンライン学習もそのひとつです。というのも、さまざまなケーススタディに自分自身の心の傷が重なって内省が始まり、自分の感情をパソコンに向かって仲間とレスポンスし合うことで心が通っていくんです。スクーリングではその感情が溢れて、毎回白熱していますよ。
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私のオススメ科目
臨床心理実習 クリニックなどの施設で320時間の臨床実習を行い、経験豊富な現場の心理職の方や教授から週1時間以上のスーパービジョンを受けるというダイナミックな科目は、CSPPならでは。大変ですが安心して身をゆだねられます。
臨床心理
ケーススタディ演習
臨床実習と並行して各自が担当したケースを発表し、討議していくグループワークです。30人いれば30通りの苦しみや喜びを分かち合うことができ、その共鳴によって仲間との絆も深いものになりました。
カウンセリング 「科目」ではないのですが、CSPPでは必修として学生が学外でクライエントとして30時間のセラピーを受けます。自己を見つめる"内省"をしっかり行うことで自分の感情の動きとその意味を理解できるようになりました。
お金のやりくり法
学費は自営の収入から出しています。塾の教室で大人向けに「心理学の入門講座」を始めて、それが好評なんですよ。教授もこの開講に背中を押してくださり、嬉しい限りです。妻も応援してくれています。
進学を決めるまでの道のり
幼少時代 両親の離婚後、新しい父とそのこどもたちと暮らすという家庭環境で育ちました。まもなく心理学に興味を抱くようになり、高校時代は心理系の本をよく読んでいました。
18歳 心理学科を受験しようと大学に願書を出したのですが、心の傷が心理学と本格的に向き合うことを拒否してしまい…。当日は受験会場に行けず、結局浪人して東海大学文学部アジア文明学科に進みました。
22歳 大学在学中から塾の講師をしていましたが、卒業後もフリーで講師として働いていました。その5年後くらいから、書籍の編集も協力することになって。一時は月刊誌の副編集長にもなりました。
37歳 結婚を機にライター業から身を引き、自宅で塾を開業。こどもたちの中には学習障害や多動、不登校などいろんな子がいて、次第に心理学を本格的に学ぶ必要性を感じるようになっていきました。
42歳 働きながら挑戦する大学院ですから、選択肢は必然的に両立可能な授業形態に絞られました。それでCSPPのサイトにたどり着き、内容を見た瞬間にピンときて、ここだ!と決めました。
(2009年「大学&大学院.net」㈱リクルート)
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