CSPPをもっと知る > 学生・修了生からのメッセージ > 仕事の幅を広げたい > 鈴木 英俊さん
心理学の視点で家族関係を学びたい 教員として生徒と向き合うために、家庭背景や家族との関係は無視できない
多面的な視点を持って生徒に寄り添い、思春期の悩みを受け止めてあげたい
鈴木  英俊さん(2011年修了)
鈴木 英俊さん(2011年修了)

大学卒業後、都内の私立高校勤務を経て、千葉県内の私立高校で教鞭を執る(理科)。生活指導主任。妻の勧めで同大学院の存在を知る。仕事との両立が可能であるか1年間じっくりと検討し、2007年9月に入学。長期履修制度を活用し4年間かけて2011年に修了。3年次に修士論文を書き上げ、4年目は実習科目を中心に履修。現在も引き続き高校教員として活躍する傍ら、興味のあるワークショップに参加し、更に臨床心理への理解を深めている。
この大学院を選んだ理由/家族との関わりも含めた高校生の心理を考えたい
生徒たちが抱える問題と向き合うには、保護者との関係性を理解する必要があると長い教員生活の中で常々感じていました。そんなある時、「家族」や「子ども」を取り巻く問題を臨床心理学の観点から学べる同大学院の存在を知り、入学を決意。仕事を続けながら通える点が大きな決め手となりました。実際に働きながら学んでいるクラスメイトが多く大きな励みに。福祉・教育関連の仕事をされている方や一般企業に勤める会社員など職業も年齢も多様で、自分の価値観が柔軟になったと感じています。オンライン授業は、就業後や土日など空いた時間にネットにアクセスして受講。クラスメイトとの議論もオンライン上で行うので、「文字だけで人に伝える訓練」にもなりました。
大学院で得たこと/奥行きのある人間考察は生徒指導にも活きてくる
1年間の臨床実習先には高齢者訪問ケア施設を選択。毎週土日を利用し、1日3〜4名のお宅に出向いてお話を伺いました。最初の頃は戸惑うことも多かったですが、次第に高齢者の方々もコミュニケーションを取りたいけれど、それが上手く実行できないだけなのか…と気づいて。この経験は生徒の問題において、両親だけでなく祖父母の存在も含めた視点で考える契機にもなりました。
大学院での学びを通し、生徒から相談に乗る際にも一面的ではなく、様々な角度から奥行きを持った考察ができるようになりました。今後は生徒・保護者と教員・スクールカウンセラーとの橋渡しを担えるよう、今後より一層、臨床心理を現場に還元していきたいです。
教えて!先輩Q&A
  • アメリカ夏期集中講座について教えてください
  • 3年次にサンフランシスコキャンパスで行う授業。通訳付の講義に加え、高齢者施設や障害者就労施設視察を選択しました。市民や企業の援助があるアメリカの風土、支援される人々が楽しんでいる雰囲気に触れ、やる気になれば何でもできると刺激を受けました。
  • 学外で全員が受ける「セラピー」とは何ですか?
  • 在学中に30時間のセラピーを受けることが修了要件になっています。自らがセラピストを探すところから開始。専門家のカウンセリングを受けることで、心の底にある感情を見つめ直す大切な時間に。プロの技術に触れる良い機会にもなります。
ケイ線
(写真左)撮影当日は同大学院の学校説明会が行われ、鈴木さんが先輩として体験を伝えるパートも。「クラスメイトは職種も目的も様々ですが、授業を通して深く分かり合える仲間に出会えました」と熱く語る。女性8名・男性2名の参加者から、仕事とのバランス、実習、学費などについて次々と質問が上がっていた。
(2012年度版「社会人&学生のための大学・大学院選び」㈱リクルート)
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