CSPPをもっと知る > 学生・修了生からのメッセージ > 仕事の幅を広げたい > 石井 秀夫さん
修士論文を仕上げる体験が自分の力に深く掘り下げて学ぶことの楽しさを実感
石井秀夫さん
石井 秀夫さん(2011年修了)

東京都在住
現在の職業:生活保護ケースワーカー
入学時の職業:同上
保有資格:中学・高校教員免許
私の仕事は生活保護ケースワーカーで、日々いろいろな問題を抱えた方との面接や相談にあたっています。CSPPの授業で現在の仕事に最も役立っているのが生涯発達心理学ですが、これを勉強して「発達」の視点がもてたことで、援助の仕方がずいぶんと変わりました。それまでは受給者の問題行動のほうにばかり目が向いてしまい、うまい援助につながっていかないということが多かったのですが、体は大人でも精神年齢はもっと幼いという発達の視点で捉えて見ていくと、行動がよく理解でき、援助方針が立てやすくなりました。またセラピーを受けて、クライアントがセラピストにどのような気持ちをもつのか体感できたこと、臨床実習でスーパービジョンを受けられたことも、面接時の相手の方の気持ちがわかる、自分の仕事の振り返りがある程度できるなど、実際の仕事の場面に役立っています。
人生で初めて「英語を勉強したい」と思った
もうひとつ修士論文を仕上げる体験も自分に力をつけてくれましたね。生活保護者のアルコール依存が論文のテーマでしたが、アルコール依存症や「ソリューション・フォーカスト・セラピー」という療法について深く掘り下げて学べたことは、非常に有意義だったと思います。それから英語は大の苦手だったのに、文献を読みこなす間に翻訳書ではなく原書で本が読みたいという気持ちが強くなって、英語の勉強を始めてしまいました。これは自分でも予想外の効果(笑)。仕事との両立で勉強時間を確保するのは正直大変で勉強中は寝不足状態でしたが、得るものは思った以上に大きく、今はここで学べてよかったと思います。この先、金銭給付を行うケースワーカーが、どのようなかたちで心理的アプローチをしていけるのか、そこをさらに深めていきたいと思っています。
なぜCSPP?
心理の分野には実はあまり関心がなかったのですが、臨床心理学研究科名誉教授である斎藤学先生とお会いする機会があり、そこでCSPPの開校を知って、仕事に役立つのではないかと思いました。
ひと言メッセージ
心理職が多方面で活躍する米国でトレーニングを受け、仕事をしてきた先生から教わる意味は大きかったです。心理と関係の薄い分野の方が、挑戦してください。求めれば、多くが得られます!!!
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