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専門性を高めるため 教育、子育て、発達障害の分野について、育児をしながら学べる環境を探していました
中村 洸太さん
中村 洸太さん(2008年修了)

文学部心理学科を卒業。教育実習で高校生と接した経験から思春期の心のケアに興味を持ち、05年9月に同大学院入学。現在は臨床心理士として企業や学校でカウンセリングを行っている。08年修了。
大学院での学びと仕事とのつながり
大学院卒業後に実務経験を積み、臨床心理士の資格を取得しました。現在は企業で働く人たちのメンタルケア、高校でのスクールカウンセラー、大学でのハラスメント相談などを行っています。仕事を始めてみて、大学院の授業が現場での臨床に直結していたことを改めて実感しています。授業ではとにかく実践に重きをおいていた印象があり、心理士としての立ち振る舞いをロールプレイで何度も練習してきました。その結果、現場に出てもすんなり適切な言葉が出るようになり、鍛えられたと思います。
今後の目標
在学中に行ったサンフランシスコ実習では、HIV予防のサポート団体など各種施設を視察し、アメリカの心理支援の現場に触れました。特にサンフランシスコは多くの人種が共存する都市。そうした地域で多様性を受け入れながら、行政や医療機関など多くの専門機関が緊密に連携しながら支援を行う現場を見たことで、「カウンセリングだけでは足りない」と実感。日本においても、企業、行政、医療機関、教育現場などとの橋渡しとなる活動をしていきたいと思っています。
イメージ写真
私のオススメ科目
臨床心理学特論 基礎となる理論、面談の枠組みや介入法などを学ぶ科目。ロールプレイもあり、なかでも自殺リスクアセスメントは命に関わる仕事としては必須の演習でした。
心理療法特論 カウンセリングの技術だけでなく、身体・心理・社会性など全体を視野に入れた見立てや目標の立て方、記録の書き方も学びます。この訓練は現場に出て必ず役に立つものですよ。
心理アセスメント演習 大学病院の児童精神科で実習。それまでは母親・教育の視点で考えることが多かったので、医療の視点から学べたことは貴重でした。尊敬できる医師からの指導や、大学院で受けたスーパービジョンなど大変有意義でした。
お金のやりくり法
子どもたちとマンツーマンで関わりながら、自分の勉強のための時間の融通も利く、個別指導塾の講師をしながら大学院に通いました。学費はその給料から捻出し、不足した分は両親のサポートによって支払っていました。
ある一日のスケジュール
在学中の1週間を紹介します。
月・火・水
曜日
昼間は大学院の課題を進めながら、Web上でクラスメイトたちとディスカッション。
14:00〜21:30は塾の講師として働き、帰宅後はレポートやWebでのディスカッションを行っていました。
木曜日 実習で担当したケースについて、大学院でスーパーバイズを受けていました。通学する時間がないときは電話やスカイプでも対応してもらえたので、働きながら学ぶ立場としては本当に有り難かったです。
金曜日 心療内科・精神科で実習。ドクターのサポート、検査に加え、ケースも担当していました。専門職として臨床の現場に立ち、現場でしか得られない知識を吸収できました。
土・日曜日 年10回ほどあるスクーリングは土日中心に行われました。それ以外の土日はワークショップや講座、学会などへ参加。福祉施設へのボランティアに行くこともありました。
(2014年「大学&大学院.net」㈱リクルート)
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