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専門性を高めるため 生活・就労・カウンセリングを掛け合わせ、障害の事を普通に話せる支援の場を作りたい
牧野 能武彦さん
牧野 能武彦さん(2013年修了)

慶應義塾大学卒業。2002年より障害者職業カウンセラーに。2010年CSPP入学。修了後、精神科クリニックに勤務しつつ、NPO法人ステップスを設立し、カウンセリングルームを運営。3児の父親。
進学の動機
障害のある方の就労支援の仕事をはじめて間もなく、支援施設の不足を感じるように。『足りないのであれば、自分で施設を作ろう』、そう思ったのが大学院進学のきっかけです。ずっと組織の中で支援を行ってきたため、自分の武器となる専門性を高めるためにも臨床心理を本格的に学ぼうと思いました。CSPPの学習はオンラインと月1回の対面授業のため、仕事や育児をしながら無理なく学べるはずだと入学。実際オンラインの交流で孤独感はなく、仲間意識も芽生え、意欲的に学ぶことができました。
大学院の学びで得たもの
授業では臨床心理や精神疾患の理解を深めつつ、カウンセリングの理論や実践技術を学びました。私の研究テーマは入学の動機でもあった精神障害者の就労支援。様々な分野を学んだことで、やりたいことがより明確になったと思います。また、支援者側も自分の心と向き合う必要があると実感。自分を知ることがより良い支援につながると発見できました。そして同期との出会いも収穫のひとつです。修了後、一緒にNPOを設立してカウンセリング事業を始めるなど、ここでの人脈が活動に繋がっています。
イメージ写真
私のオススメ科目
臨床コミュニティ
心理学
サンフランシスコで行われた講座。コミュニティとは何か、他者や社会との相互作用に支点を置いた援助を学習します。現地の施設を見学したことで、臨床心理の専門家としてできることを改めて考えさせられました。
心理療法特論・
臨床技法体験実習
カウンセリングの技法を、講義と演習から学びます。実際にクラスメイトを相手にして互いにカウンセリングし合うことで、自分自身を知るきっかけになりました。クライアントの気持ちを理解するにも大切な経験です。
臨床心理実習
(プラクティカム)
スーパービジョンを受けながら、医療機関や福祉施設などで臨床心理業務の実習を行います。私は総合病院のデイケアでの実習を経験。現場を知るとともに、自分に足りないのは何かということも再確認できました。
お金のやりくり法
入学金や学費は夫婦の貯金から。夫婦共働きなので、妻とも相談し、将来のための投資として用意しました。お金での苦労はあまりありませんでしたが、3年で修了することを約束しての進学でした。
ある一日のスケジュール
在学中の1週間を紹介します。
6:00 起床。朝食を食べつつ、子どもの着替えや食事の世話をします。苦手な料理や洗濯は妻が担当。その間子どもの面倒を見るのが私の担当です。
7:30 3人の子どもを保育園に送っていきながら通勤。
8:45 障害者カウンセラーとして職業相談やリワーク(職場復帰)の相談を受けていました。また、障害者を雇用している企業の現場へ出向き、事業主からのヒアリングなども行っていました。
17:30 保育園に子どもを迎えに行き、帰宅。残業は最低限になるように工夫し、仕事とプライベート、勉強のメリハリをつけた生活を心がけていました。
19:00 夕食。朝と同様子どもの世話を担当。21時までには子どもたちを寝かしつけます。
21:00 子どもが寝てからが自分の時間。テレビを見てくつろぐこともありますが、オンラインで仲間とディスカッションするのもこの時間から。ログインする時間から学生それぞれのライフスタイルが見えてきて面白かったです。
25:00 寝る前に翌日の仕事の準備を行ってから就寝。
(2014年「大学&大学院.net」㈱リクルート)
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