CSPPをもっと知る > 学生・修了生からのメッセージ > 自分の可能性を広げたい > 田口 雄亮さん
仕事の幅を広げるため子どもと保護者の支援のため、知識だけでなく現場で活かせる臨床心理を学びたかった
田口 雄亮さん
田口 雄亮さん(2013年修了)

米国州立大卒。埼玉県の公務員を経て渡英。キングストン大学大学院で応用児童心理学修了。帰国後は学童クラブ指導員をしつつ、CSPPヘ入学。現在は区の保育相談専門員。2015年臨床心理士試験合格。
進学の動機
昔から子どもの心理・死生観に関心があり英国で応用児童心理学を専攻していましたが、研究が中心で臨床とは遠く、現場で問題を解決するには臨床経験が足りていないと痛感。指導員をするなかで、子どもと親・保護者との関係を心理的な面からサポートしたいと思っていました。CSPPでは320時間というかなり豊富な実習時間をカリキュラムに組み込んでいたので、自分にピッタリだと感じました。また、仕事を続けながら学びたかったので、3分の1がオンライン授業という受講スタイルも最適でしたね。
大学院の学びで得たもの
オンラインでの文字だけのディスカッションや心療内科での実習を経て、目の前にいる人の言葉を文字通り受け取るだけではなく、言葉に現れない気持ちまで考える力が鍛えられたと思います。カウンセリングの具体的な手法を学んだことで、保護者の方と接する際も、スタンスや話の進め方が見えてきました。修了後は荒川区で心理職に就き、課題を抱える保育園児との関わり方を保育士にアドバイスしています。今後は、病気を抱える方の緩和ケアやその家族の支援にも活動を広げたいと思っています。
イメージ写真
私のオススメ科目
心理療法特論・
臨床技法体験実習
学生同士でカウンセリング訓練。ロールプレイの様子を録画し、後から自分の言葉遣いや態度を見直します。自分の映像を見るのは嫌でしたが、学んだことを再確認できて勉強になりました。
臨床コミュニティ
心理学
サンフランシスコで行われる集中講義。さまざまな施設を見学し、アメリカのカウンセラーがどう活動しているのか視察。彼らとの質疑応答からリアルな声を聞くことができ、日米の支援活動の違いを実感しました。
臨床心理実習
(プラクティカム)
心療内科で実際のクライアントとカウンセリングを行う実習。臨床経験を積みたかった自分にとっては、まさに必要とした学びでした。この心療内科では現在も週に一度カウンセラーとして勤務しています。
お金のやりくり法
入学して最初の2年間は実家暮らしだったため、給料を学費に充てていました。3年目には結婚をして生活が変化しましたが、妻の協力もあって問題なく修了できました。
ある一日のスケジュール
受講中のある1日を紹介します。
7:00 起床。仕事の準備をしつつ朝食をとります。
8:30 出勤。電車に乗っている約1時間は、テキストやレポート作成に必要な資料をじっくり読み込む時間にあてていました。
10:30 始業。小学校の一角にある学童クラブで勤務。児童たちが学校での授業を終えるまでの間は、指導員同士の会議やイベントの準備などを進めます。
13:00 児童たちが学童クラブに到着し始める時間。出席の確認や保護者からの連絡事項のチェック、宿題をする様子や遊び方を見守りながら、困っている子どもたちがいたらサポートの方法を工夫したりしました。
18:00 子どもたちを送り出し、施設内の片づけを行ってから退勤。帰りの電車内でも勉強します。往復で2時間ほど勉強に集中する時間を作っていました。
20:00 帰宅。シャワーを浴びて夕食。
21:00 オンラインディスカッションにコメントをしたり、課題を作成する時間。レポートなどボリュームのある書き物は、土日にじっくり時間をかけて取り組むことが多かったです。
22:30 就寝。毎日元気な子どもたちと接しているので、体力を消耗します。夜はしっかり休んで翌日に備えます。
(2017年「大学&大学院.net」㈱リクルート)
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