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専門性を高めるため働く人たちの心理的なサポートをしたい。臨床心理を本格的に学ぶため、63歳で大学院へ
脇坂 三位子さん
脇坂 三位子さん(2012年修了)

一般企業退職後、キャリア・カウンセラーに転身。活動する中で心理療法の必要性を痛感。クライエントさんの人生全体を支援するためにCSPP入学。現在は病院等で心理カウンセリングを行っている。
入学の動機
キャリア・カウンセラーとして働く中で、心理療法が必要なクライエントさんに出会う度に、支援できないもどかしさを感じていました。必要に応じて、その都度学んで来た心理学の理論やスキルを実践で活かすため、大学院で系統立てて学び直すことを決意。年齢にこだわらず「学ぶ意欲と熱意があればwelcome」と、さまざまなバックグラウンドをもつ学生を受け入れているCSPPと出会うことができました。仕事を辞めることなく、オンライン授業と月1回程のスクーリングで学べる点もよかったです。
大学院の学びで得たもの
先生方は全員臨床家であり、不登校や児童虐待など今まさに社会が直面している問題について学べるので、学習意欲が刺激されました。授業は実践重視でロール・プレイがふんだんに盛り込まれています。クラスメイトとロール・プレイを何度も繰り返し、レポートを書く体験は、これまでの私のカウンセリングを振り返る貴重な機会となりました。クラスメイトの率直な発言から、自分自身の思い込みや癖に気付かされることが多々ありましたね。
イメージ写真
私のオススメ科目
臨床コミュニティ
心理学
サンフランシスコでの集中講義。私は薬物・アルコール依存症者の更生施設を見学しました。生活空間は快適に整えられ、オープンな雰囲気で人間としての尊厳を守られながら再起の道を歩める環境にとても感激しました。
臨床心理実習
(プラクティカム)
精神障害者自立支援グループホームで実習させて頂きました。先生の丁寧なSVを受け、クライエントさんとの間で起きていることを検討し、次のセッションに繋ぐことができました。実習は自身を知ることでもありました。
修士論文セミナー ナラティブ・アプローチと箱庭療法を組み合わせた「グリーフ・ワーク」について考察。主査の先生は、私がスランプで苦しんでいる時、書こうとしていることを探索できるよう忍耐強く待ち、アドバイスを下さいました。
お金のやりくり法
まとまった出費は預金から捻出しました。仕事を続けながら学べるので、節約生活で切り抜けることができました。また、資料などはアメリカのCSPPの図書館に自由にアクセスでき、最新文献を読むこともできました。
ある一日のスケジュール
実習のある1日を紹介します。
6:00 起床、朝食をとり、実習でお会いするクライエントさんを思い浮かべながら、出かける準備をします。
9:00 実習先へ出発。自宅から東京都内まで片道2時間半の移動です。この間は専門書を読んで過ごします。
12:00 実習施設に到着。一日に2〜4人のカウンセリングを行います。
17:00 実習終了。その日のカウンセリングを振り返り、後日受けるスーパービジョン(SV)のことを考えながら、電車に揺られて帰宅します。
20:00 夕食をとり、家事を片付け、束の間の休息。
22:00 実習のまとめをして、オンライン授業やディスカッションに参加。翌日の仕事の準備もあり、気が付くと深夜になっています。
25:00 就寝。自分のペースで勉強ができるシステムに、とても助けられました。
(2017年「大学&大学院.net」㈱リクルート)
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