よくある質問 > よくある質問
誰もが気になる30の質問
1
進路について
  • 1. 修了後は皆さんどんなところに就職していますか?

    • 医療分野周辺で心理セラピスト、心理検査テスター、アディクションカウンセラー、教育分野で幼稚園〜大学までのスクールカウンセラー、福祉分野で療育センターや子育て支援センター、児童相談所や児童養護施設のカウンセラー、産業分野で従業員支援や復職を目指すリワークのカウンセラー、ハローワークのカウンセラー、心理セラピーオフィス開業などいろいろあります。

      修士課程へ入学する目的はさまざまで、全員が心理職に転職されるわけではありません。例えば学校教諭、医者、歯科医、看護師、ソーシャルワーカー、人事部勤務、企業コンサルタント、コーチングのコーチなど、入学前にすでに資格をもって仕事をしている方は、転職を目指すというよりは臨床心理の学びを現職で活かしていこうという方たちです。また、職業云々ではなく、臨床心理学に興味があってご自身の学びのために入学する方もたくさんいます。3年間学んでいるうちに臨床心理分野で仕事をすることがイメージできて、実習先からの誘いがあって就職という流れも珍しくありません。
  • 2. 修了後、米国のセラピストの資格が取れて、米国で働けますか?

    • 臨床心理学修士号(Master of Arts)の学位が授与されますが、米国で専門職として働くための免許や資格が得られるわけではありません。米国の臨床心理の専門家資格は州政府が管轄しています。米国の資格を取得するには、各州政府が実施する資格試験での合格が必要です。大学院修了から2〜3年間インターンを経験することで、免許を管轄する州機関が実施する試験の受験資格が得られます。 また米国での労働にはビザが必要ですが、本学の学位は労働ビザの取得要件を満たすものではなく、これによって米国の労働ビザの取得はできません。
  • 3. 修士課程を修了後、もしくは途中で、米国CSPPの博士課程や他の修士課程へ編入することはできますか?

    • この過程を説明するのに、米国の大学院教育特有の背景を知っていただく必要があります。
    • (1) 米国では臨床心理の専門職が細分化されており、博士号取得者と修士号取得者では取得できるライセンスの種類も異なります。
    • 博士課程修了者は(臨床系なら)臨床心理学者(サイコロジスト)の免許を目指し、修士課程修了者は、カリフォルニア州の場合で言うと Marriage and Family Therapist (以下MFT)の免許を目指します。サイコロジストになるには、博士号が必要です。MFTは博士号でも修士号でも受験資格は得られます。
    • サイコロジストとMFT は別の職業であると考えていただくと分かりやすいでしょう。そのため、博士課程はサイコロジストになるためのカリキュラム、そして修士課程はMFTになるためのカリキュラムを組んでいます。このため米国の博士課程と修士課程のカリキュラムは、類似するものもありますが、まったく異なる内容のものも多く、博士課程の最初の2年間と修士課程の2年間を単純に置き換えることはできません。
    • (2) 日本の大学院では前期は修士課程、後期は博士課程とされている場合も多いようですが、米国の場合はそうではありません。
    • (3) 米国の大学院は専門化されているため、修士課程も特化されており、自ずとカリキュラムも異なります。
    • CSPP内の修士課程でも、日本の臨床心理学研究科修士課程、サンディエゴ校のMFT修士課程、メキシコ校のカウンセリング心理修士課程など、それぞれの修士課程が存在し、独自のカリキュラムを組んだ上で独立して運営されています。
    • (4) CSPPに限らず、修士課程修了者が別の研究科に編入する場合、全米の大学院では次のような流れが一般的です。
    • 博士課程へ入学願書を出す。 願書〆切の時期はまちまちですが、修士号の有無に関わらず必ず提出します。CSPPの他の修士および博士課程へ編入を希望する場合も同様です。
    • 編入が許可された場合、修士課程において単位を取得したクラスのうち、博士課程で単位が認められる(以下トランスファー)クラスの審査願いを提出する。その際、履修済みクラスのシラバスの提出を求められることもあります。各研究科のカリキュラム担当者(プログラム・ディレクターなど)によって審査され、履修済みのクラスが博士課程の類似するクラスに匹敵すると判断された場合に、単位のトランスファーが承認されます。
    • (5) 日本校の臨床心理学研究科修士課程で取得した単位に関しても、米国CSPPやその他の大学院への編入において同様の手続きを行います。